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模試をどう活用するか?効果的な自己分析の方法と勉強計画

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模試の結果を活用する方法

模試の結果が返却されると、皆さんまずどこを見るでしょうか?志望校の合格判定を見て一喜一憂する人、偏差値を見て気持ちが浮き沈みする人、順位を見て自信を持ったり落ち込んだりする人など、様々です。しかし、模試を有効活用するためには、自己分析が最も重要です。今回は、模試の結果をどう活用すべきか、そのポイントを詳しく解説します。

模試の受け方と頻度は?

どれくらいの頻度でどこの模試を受ければいいかわからない受験生も多いでしょう。結論を言うと模試の頻度はおおよそ月に1回程度がおすすめです。勉強の成果が出るには早くてもおおよそ1か月はかかるため、この頻度が適切です。模試は自己分析のツールであり、自分の学力が伸びている方向に成長しているかを見極めるために、定期的に受けることが重要です。

受験間隔が狭すぎると、成果が出ているかどうかの判断ができず、逆に受験間隔が広すぎると、勉強の方向性が間違っていた場合に修正が遅れるため、効率的な勉強ができなくなります。

模試を受ける意味

模試は本番の試験を想定した練習です。したがって、模試を受けた後に重要なのは、自分には何が必要かを知るための材料として活用することです。例えば、模試で英作文が全くできていなかったとしても、自分が受験する大学に英作文が出題されないのであれば、大きな問題ではありません。逆に、偏差値が高くても、志望校で出題される文法問題ができていなければ、早急に対策が必要です。

試験慣れと時間配分の練習

模試を受けることで試験慣れもできます。例えば、試験の際の時間配分や、計算用紙の使い方、問題を解く順番、マーク式でのマークの仕方など、普段の勉強ではなかなか触れることができないことを模試で磨くことができます。とくに緊張感というものはいくら自分で自習しても得られるものではありません。いきなり試験会場にいって緊張してしまうことのないよう場慣れすべきなのです。

模試を受けない理由:言い訳

模試を受ければ1日つぶれるから模試を受けるより勉強を頑張りたいという理由で模試を避ける受験生もいます。しかし普段の勉強ではできないことや自習では分からないことが模試では分かるため、模試を全く受けないというのは賛成できません。時々いい成績が取る自信がない、結果が悪いと親や先生に怒られるという受験生もいますが、模試の成績は入試の合否には全く関係ありません。そのため結果を見るのが怖いという気持ちがあっても模試を受けて合格点をとるための対策をすることが重要です。仮にその時点でいい結果でなくてもいいのです。本質を見失わない用にしましょう。

模試の結果を基にした学習計画

マーク模試や特定の受験者を対象とした模試では志望校の合格ラインから時期を逆算して各科目ごとに目標を決めましょう。さらに細かく大問ごとの目標点も決めておくとよいです。

時間配分

どれくらい時間をかけて解くかもシミュレーションしておきましょう。特に共通テスト模試は問題量が多いため、時間配分をしっかりと練習しておくことが重要です。全科目5~10分程度は残るように組み立て、見直しの時間を確保しましょう。

目標の点数・時間が決まったら練習を重ねましょう。特に時間設定は実際に解いてみてかかった時間と正答率から、「どこに時間をかけて点数をとるか」をしっかりと組み立てることが重要です。

模試後の自己分析と復習

模試後は「自己分析」と「復習」が重要です。自己採点を行い、共通テスト本番の自己採点と結果にズレがないかを確認しましょう。自己分析では、目標を達成するために何をすべきかをじっくり考察し、復習ではできなかった問題を確認し、解答に至るプロセスを確認、知識をしっかりと入れ直しましょう。

本番の雰囲気を体験

模試は本番の試験と同じような形式で行われるため、模試を受けることで本番の雰囲気を体験することができます。これにより、本番の試験に対する不安を軽減することが可能です。また、模試を受けることで時間配分の練習もできます。

本番の雰囲気を体験して自信をつけられる

模試は、本番の雰囲気を体験できる絶好の機会です。雑音の中での試験や時間配分の練習を通じて、本番のプレッシャーを軽減できます。さらに、模試で良い成績を取ることで自信をつけることができ、モチベーションも高まります。

学習計画を見直す大チャンス

模試の結果から学習のアドバイスを受け、自分の弱点を克服するための学習計画を立てましょう。どの分野をどのくらいの時間をかけて勉強するかを具体的に決め、効率的な学習を進めていきます。

模試は単なる試験ではなく、自己分析のための貴重なツールです。模試の結果を正しく活用し、合格に向けた効果的な勉強計画を立てることで、志望校合格に近づくことができるでしょう。



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