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MARCH理系数学の難易度とは?

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MARCH理系数学の難易度とは?

MARCHの理系数学は難易度が高いことで知られています。基礎ができているのは当然として、各単元が合わさった融合問題も出題されます。しかし、才能がないと合格できないわけではありません。正しい順序で勉強すれば、十分合格点は狙えます。

MARCHの大学ごとの数学難易度

明治大学

明治大学の数学は基本的に簡単ですが、合格するためには9割近くの得点が必要です。明治大学理工学部の学部別入試では、大問が3題出題され、第1問がマーク型、第2問と第3問が空欄に適切な数式を入れる形式です。第1問は別テーマの4つのブロック(微分法、高次方程式、確率、ベクトル)に分かれており、教科書の章末問題までしっかり解ければ対応可能です。第2問と第3問は数Ⅲの標準的な問題で、しっかりとした計算力が必要です。

青山学院大学

青山学院大学の数学は標準的な難易度で、明治大学よりは難しいですが、MARCHの中では比較的簡単な部類に入ります。青山学院大学理工学部A方式では、大問が5題出題され、2問がマーク型、3問が記述型です。特に定積分と数列の漸化式から数列の極限を求める問題が出題されます。標準的な問題をしっかり解く力が求められます。

立教大学

立教大学の数学は標準的な難易度で、融合問題が特徴です。立教大学理学部試験では、数学科は大問4題、他学科は大問3題が出題されます。大問1は数値のみ解答する形式で、大問2と大問3は標準的な記述型です。標準的な問題を正確に解く力を身につければ、合格点に到達できます。

中央大学

中央大学の数学は難易度が高く、簡単な問題と難しい問題の配点があまり変わりません。中央大学理工学部の学部別選抜試験では、大問が4題出題され、2問が選択型、2問が記述型です。記述問題も標準的なものから難易度が高いものまであります。簡単な問題を確実に解くことが重要です。

法政大学

法政大学の数学は普通の難易度で、すべてマークシート形式で解答します。法政大学理工・情報科学部のAⅠ方式では、大問が5題出題され、共通テストのように数字を入れる問題と選択肢から解答を選ぶ問題が混ざっています。典型的な問題が多いですが、過去問で慣れておく必要があります。

数学難易度ランキング

MARCHの数学難易度ランキングは次の通りです。

  1. 中央大学
  2. 立教大学
  3. 法政大学
  4. 青山学院大学
  5. 明治大学

このランキングは、問題の難易度だけでなく、合格のしやすさや受験者のレベルも考慮しています青山学院大学、明治大学は偏差値が高いにも関わらず解きやすい構成になっています。きちんと勉強すれば満点も可能で良問といえるでしょう。中央大学は問題自体に独特のクセがあり中央大学専門の対策が必須です。そのためやや難しいと言えます。中央大学はマーク型の問題設定が難しく、記述問題も高い難易度があります。

MARCH数学の入試問題の傾向

明治大学 微分・積分、三角関数、ベクトルの範囲がよく出題され、9割の得点が必要です。

青山学院大学 大問が4~5つ出題され、頻出範囲は微分・積分、ベクトルです。

立教大学 微分・積分、三角関数が頻出で、複合問題が出題されます。

中央大学 大問4つが出題され、半分くらいは難易度が高いです。取れる問題を確実に取ることが重要です。

法政大学 微分・積分が毎年出題され、数Ⅱ・Bがほとんどです。

MARCH数学の勉強法

基礎を固める 基礎をしっかり固めてから標準問題に取り組むことが重要です。基礎を理解せずに進むと、取り返しがつかなくなります。

5分考えてもわからない問題は解答を見る 時間を有効に使うため、5分考えてもわからない場合は解答を見て理解しましょう。

復習を重視 何度も復習して知識を長期記憶に定着させることが重要です。問題を分類し、何度も解くことで解けない問題をなくしましょう。

結論

MARCHの理系数学は難易度が高いですが、正しい勉強法で取り組めば十分合格点を狙えます。基礎をしっかり固め、復習を重視し、問題演習を繰り返すことで合格を目指しましょう。


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