HOME > akamon lab ブログ > 共通テストで7割の得点ってどれくらいのレベルなの?

akamon lab ブログ

< 文理選択はどうする?大学の学部ってどう選べばいい?  |  一覧へ戻る  |  大学受験に向けて塾はいつから通う? >

共通テストで7割の得点ってどれくらいのレベルなの?

共通テストで7割の得点を目指すための完全ガイド

共通テストで7割の得点ってどれくらいのレベルなの?

共通テストは、2021年から導入された入学試験制度です。センター試験と同様に、大学進学を目指す受験生にとって重要な一大イベントとなっています。では、この共通テストでの7割の得点は、一体どの程度のレベルなのでしょうか?

7割の得点を目指すことは、ある意味で絶妙なバランスを求められることを意味します。この得点は頑張れば達成できるという微妙なラインに位置します。もちろん、この得点を超えればさらに良いですが、その分だけ時間と労力を要することになります。逆にこの得点を下回ると比較的努力をせずに取れる可能性もあると言えます。努力がきちんと反映されるテストといったところでしょうか。

共通テストでの7割の得点を取ることは、一種の挑戦であり、努力と計画性が求められます。それでは、7割の得点を目指すことができれば、どのような大学に進学することができるのでしょうか?
aptDSC_1005.jpg

共通テストで7割取れれば目指せる大学

日東駒専は合格ラインギリギリ

共通テストでの7割の得点では、難関大学の合格はまず不可能です。目指せるのは中堅大学です。特に、日東駒専(日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学)は、7割程度の得点でも勝負になる大学です。学部によって多少の違いはありますが、7割を取れるのなら恐らくこの辺りの中堅大学が勝負の場所になるでしょう。

地方国立なら合格ライン

7割を取れるのなら、地方国公立を目指すという選択もあります。中には、医学部に合格できる大学も地方なら存在します。

  • 旭川医科大学
  • 岩手大学
  • 岡山大学
  • 広島大学
  • 静岡大学
  • 新潟大学

これらの地方の国立大学でも7割を取れれば合格は可能です。地方への進学を考えている人でも、いくつかの選択肢を持てるでしょう。

共通テストで7割取りたい人におすすめの勉強法

自分の現時点の学力を理解して勉強計画を立てる

7割を目指すのなら、まずは自分の現時点での学力をきちんと把握しましょう。そして、共通テストまでを逆算して勉強計画を立てます。共通テストで7割を取るためには、本気の勉強が必要です。がむしゃらに勉強するだけではなく、計画性を持って本気で勉強することで、効率良く7割に達することができるでしょう。自分で現時点の学力を理解できない場合は、学校や塾の先生に聞いてみてください。

7割取りたいなら8割を目指そう

共通テストで7割を取りたいなら、7割を目標にしてはいけません。7割を目標にしてしまうと、ギリギリの戦いになってしまいます。7割を取りたいのなら、その上の8割を目指す勉強をしましょう。目標意識をあえて7割よりも高く持つことで、7割に達する可能性を高められます。

難問にもチャレンジしなければならない

基礎だけの勉強では7割は取れません。応用はもちろん、多くの受験生が間違える正答率が低い問題にも正解できるような準備が必要です。基礎的な問題は絶対に取りこぼさず、このような難問をいくつか取れるようになると、点数はそれだけ伸びます。普段の学習から難しい問題にもチャレンジしておきましょう。

得意科目では絶対取りこぼさない

得意科目は大きな得点源になります。得意科目での取りこぼしは許されません。「得意科目でどれだけ取れるか?」というのは、共通テストで点数を積むために重要です。得意科目では8割以上の点数が取れれば、全体で7割により近づけます。

苦手すぎる科目があると厳しい

7割の得点が取れるかどうかは、得意科目だけではなく苦手科目の出来も大きく影響します。あまりにも苦手すぎる科目があるようなら、全体の点数は伸び悩んでしまいます。得意科目で8割、苦手科目で6割取れれば全体で7割に達しますが、5割も取れない苦手科目があると、さらに得意科目を伸ばさなければならなくなります。苦手科目を6割取れるようにする勉強をしたほうが、全体で7割を取れる可能性は高まります。苦手科目との付き合い方も大事です。

共通テストで7割を取る勉強法のポイント

基本を徹底的に身に付ける

共通テストで7割を取るためには、何より基本を徹底的に身に付けることが重要です。基本~標準レベルの参考書や問題集を用意し、例題と練習問題を繰り返し演習します。教科書に載っている重要用語は、自分で説明できる状態を目指しましょう。問題集は最低でも3回は繰り返し、自力で解けたか・正解できたか、復習が必要かという視点で問題番号に印をつけながら進めると効率的です。

ケアレスミスを防ぐこと

共通テストは制限時間の中で多くの情報を処理しなければならないため、ケアレスミスが起きやすいです。普段からケアレスミスを起こさない意識で勉強に取り組むことが大切です。問題文の読み間違いや勘違い、マークミス、時間不足による焦りからのミスなど、ケアレスミスを防ぐために日頃から注意しましょう。

各科目特徴を知る

共通テストは教科・科目によって出題傾向が異なるので、数年分の過去問題集や予想問題集をチェックし、具体的な特徴や形式の把握に努めます。過去問によって教科・科目特有の出題傾向をつかんだうえで、必要な対策を練りましょう。

志望大学に入るために必要な点を狙う

志望大学に受かるために共通テストで獲得すべき総合得点率を知り、それを目標とします。具体的な得点プランを決めることで、勉強法も定めやすくなります。苦手科目は基礎固めに力を入れ、得意科目については高得点を目指せるように問題演習を繰り返すといった対策が可能です。

時間配分に注意

共通テストに挑むうえで重要なのは時間配分です。設問文や資料など、読んで処理しなければいけない情報量が多いため、時間配分を誤ると失点の原因になります。時間配分を意識しながら日ごろの学習に取り組むことが大切です。

過去問を繰り返し解く

基礎問題を十分こなせる状態になったら、過去問題集や予想問題集などで応用力を身につけましょう。共通テストは設問文や資料など読み解く必要のある文章量が多いため、演習で慣れておくことが重要です。過去問を解く際は、入試本番と同じように制限時間を設けて取り組むことをおすすめします。

模試を受ける

共通テスト用の模試が各予備校から実施されています。本番の試験の感覚を掴むためにも何度か受験しましょう。


< 文理選択はどうする?大学の学部ってどう選べばいい?  |  一覧へ戻る  |  大学受験に向けて塾はいつから通う? >

このページのトップへ