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大学受験における目標設定とモチベーション維持の重要性:高い目標を持つこと

大学受験における目標設定とモチベーション維持の重要性

高い目標を持つことは非常に重要ですが、それだけでは途中で挫折する可能性が高くなります。やる気が先行しすぎて、実際にやるべきことに目を向けることが難しくなるからです。例えば、偏差値40の段階で慶應義塾大学に行きたいという高い目標を持っている場合、その大学生活を理想化しがちです。しかし、その理想を実現するためには、地道で過酷な努力が必要です。

高い目標だけを持つと、理想と現実のギャップを想像できず、すぐに挫折してしまうことがあります。これを避けるためには、小さな目標を立ててクリアしていくことが大切です。例えば、「この参考書を〇〇までに終わらせる」「物理のこの分野を1か月で完璧に仕上げる」といった、少し頑張れば達成できる目標を設定します。これにより、勉強の満足度が上がり、長期間のモチベーションを維持することができます。

高いモチベーションを維持する方法

受験勉強は定期テストと違い、期間が非常に長いため、モチベーションを維持するのが難しいです。特に、過去問をやっても点数が伸びない時期や、夏休みに頑張った後に一気にモチベーションが低下することが多いです。これを防ぐためには、ただ「第一志望校に合格する」という気持ちだけでなく、大学で何を学びたいのか、将来の夢に繋げるためという努力する目的を持つことが必要です。頑張る理由は人それぞれ異なりますが、これを明確にすることで、自分を鼓舞し続けることができます。

勉強場所の環境を変えることの重要性

集中できないときは勉強する環境を変えることも重要です。例えば、家で勉強しようとしても集中できない場合、場所を変えたり、塾に入ったりして環境を変える必要があります。勉強を始めるまでが一番だるいと感じることが多いため、家の外に出て自習室に向かうなど、勉強を始めるまでのハードルを下げることが効果的です。もし、外に出ること自体が億劫であれば、自分の部屋ではなくリビングで勉強するなど、家の中で環境を変える工夫をしてみてください。

努力の仕方を学ぶ

大学受験を通じて得られるものは、知識だけではありません。考え方や努力の仕方を身につけることができます。例えば、数学の問題を解くことで、論理的な思考力や分析力が養われます。また、本気で努力した経験があれば、次に何かを頑張りたいと思った時に、自分はどうやったら頑張れるかがわかります。受験は自分の扱い方を知る良い機会です。

目標の具体化とスモールステップ

目標を具体化し、小さなステップに分けることも重要です。例えば、「〇〇大学合格」という大きな目標を設定する際には、そのために必要な中間目標を設定します。半年後には「模試でB判定を取る」、1か月後には「英語の苦手意識をなくす」、1週間後には「英単語を100個覚える」、今日は「単語帳を開く」といったように、小さな目標を設定します。これにより、目標に向かって具体的な行動を取りやすくなり、達成感を積み重ねることで自信を持つことができます。

大学でやりたいことを見つける

大学でやりたいことを見つけることも、モチベーションを維持する一助となります。例えば、電気工学を学びたい。スペイン語を話せるようになりたいといった具体的な目標があると、大学受験を頑張る理由が明確になりますし学科も決めやすくなります。高校生の段階でやりたいことが見つからなくても、大学に入ってから見つけることもできます。学びだけでなく、サークル活動や一人暮らしといった大学生活全般に対するポジティブなイメージを持つことで、受験勉強を頑張る動機付けができます。

このように、高い目標を持ちつつも、小さな目標を設定し、環境を変えながらモチベーションを維持することで、受験勉強を乗り越えることができます。自分に合った方法で、ぜひ実践してみてください。


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