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学科を気にせず大学名だけで進路選択をするとどうなってしまうのか

興味が持てない学問の学科を選ばないために

大学において大切なのは大学名か、学科で学べる内容か。あなたはどちらだと思いますか?
例えばMARCHの興味のない学部とニッコマの興味のある学部、両方受かったらあなたはどちらに行きますか?
就職だけにフォーカスすればどちらを選んだほうがいいかはある意味明確ですよね。
しかし大学は自分の興味や関心に基づいた学びを深める貴重な時間です。興味のない学科を選んでしまうと学びが辛くなり後悔することになるかもしれません。
この記事では興味が持てない学科を選ばないためのポイントや解決方法を紹介します。

なぜ興味が持てない学科を選んでしまうのか

興味が持てない学科を選んでしまう理由はいくつかあります。その主な理由は以下の通りです。

  1. 学歴や偏差値、就職に有利という理由だけで選んだ
    将来の就職を考えて偏差値や学歴だけで学科を選んでしまうことがありますが、興味がない分野に長期間取り組むのは辛いものです。大学の勉強はそれなりに難しく全く興味がなければ単位を取れず留年や最悪退学が待っています。みんな案外自分は関係ないと思っていますが普通にダブるひとは多いです。中高は出席点があるためとりあえず学校に行きさえすれば卒業は必ずできますが大学ともなると話が違います。無遅刻無欠席ですべての授業にでたとしても一発のテストで失敗すれば余裕で留年します。

  2. 学部のカリキュラムや学科の詳細を調べず選んだ
    事前に学部のカリキュラムや講義内容を調べずに選んでしまうと、実際の学びが想像と違っていたということがあります。例えば物理が好きだから機械工学科にすすんだけど自分が好きな物理の分野は電気電子の分野で機械工学科では無縁だった。などはよくある話です。高校生は大学受験をすることに頭がいっぱいでそこまで考えていない人も多くいます。

興味がない学科を選ばないためには

興味がない学科を選ばないためには、以下の点に注意しましょう。

  1. 自分の興味に基づいた学科を選ぶ
    少しでも興味のある分野を選ぶことで、学びが楽しくなり、モチベーションも高まります。
    自分が興味のあることは何なのか、なんだったら長く学べそうかをよく考えましょう。

  2. 詳細な情報収集を行う
    大学のパンフレットやホームページをしっかり調べ、講義の内容やカリキュラムを確認しましょう。例えば、英語でコミュニケーションを取りたいと思い外国語学部を選んだのに、実際は英米文学が中心であったということもあり得ます。

将来の職業に直結する学部を選ぶ

将来なりたい職業が決まっている場合、その職業に必要な資格や学びを提供する学部を選ぶことが重要です。同じ学科名でも大学によって取得できる資格が異なる場合があるので、注意が必要です。
特に理系の場合はこの傾向が強く出ます。医療系は資格が必須になりますし、理工系も大学の授業でとれる資格などが就職に直結します。ただし一般企業の総合職などを目指す場合はあまり気にしなくてもいいかもしれません。

学部学科を選びきれないときの解決法

学部学科を選びきれない場合は、以下の方法を試してみてください。

  1. 周囲に相談する
    親や先生、友人に相談することで、客観的な意見をもらい、自分に合った学部学科が見えてくるかもしれません。

  2. なりたい職業を決める
    まずはなりたい職業を決め、その職業に必要な学部学科を逆算して選ぶ方法もあります。逆引き大学辞典などを参考にしてみましょう。

  3. 自己分析をする
    自己分析を行い、自分の興味や関心、強みを見つけ出しましょう。これまでの経験で心が動いた瞬間を振り返り、長所や短所を見いだすことが大切です。

汎用性の高い学部を選ぶ

つぶしのききやすい学部を選ぶのも一つの方法です。リベラルアーツなど専門分野を問わず学べる学部は、幅広い知識を得られるメリットがあります。特に、文系の文学部、経済学部、法学部や、理系の工学部は就職先が広く取れるため、将来の選択肢を広げることができます。

最後に

大学選びは、将来のキャリアに直結する重要な決定です。興味が持てない学科を選んで後悔しないためにも、しっかりと情報収集を行い、自分の興味や関心に基づいた学びを選びましょう。自己分析や周囲の意見を取り入れながら、自分に最適な学科を見つけてください


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