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現役受験生必見!4月の行動が合否を分ける。1年間の計画的な学習で志望校合格を目指す

現役受験生必見!1年間の計画的な学習で志望校合格を目指す

大学受験を成功させるためには、場当たり的な学習ではなく、1年間を見据えた戦略的な計画が必要です。特に高校3年生にとっては、時間をいかに有効活用するかが合否を分ける大きな要因となります。本記事では、受験までの1年間をどのように過ごし、どのように学習を進めていけばよいのかを具体的に解説します。


1年間のスケジュールを把握することが成功への第一歩

まず初めに、受験本番までのスケジュールを明確に把握することが重要です。受験勉強は長期戦であり、計画的に進めることが合格への近道となります。

① 学校行事や模試の日程を確認

高校生活には、文化祭や体育祭、部活動の大会など、学業以外の活動も多く含まれています。これらのイベントと受験勉強のバランスを取るために、年間スケジュールを確認し、カレンダーやスケジュール帳に記録しておきましょう。

特に模試の日程は非常に重要です。模試は学力の推移を測る貴重な機会であり、自分の弱点を把握するための指標となります。各模試の日程を確認し、復習の時間も考慮した計画を立てることが望ましいでしょう。

② 受験までの学習計画を作成 4月のうちにまず一度スケジューリングする

受験本番までにやるべきことを逆算し、月ごと・週ごとの学習計画を作成することが重要です。たとえば、4月〜6月は基礎固め、7月〜9月は応用力強化、10月以降は過去問演習といった形で段階的に学習を進めると、着実に力をつけることができます。

計画を立てる際には、余裕を持たせることも忘れてはなりません。体調不良や予想外の学校行事などにより、計画通りに進まない場合もあります。そのような場合に備え、適度な調整期間を設けることが、安定した学習の継続につながります。


学習時間の確保とペース配分の工夫

「受験生だから1日10時間勉強しなければならない」といった極端な考え方は、持続可能性の観点から適切ではありません。重要なのは、無理のない範囲で学習時間を確保し、徐々にペースを上げていくことです。

① 学習時間の増やし方

受験勉強を本格的に始める4月の段階では、1日3〜4時間程度の勉強時間を確保することを目標にしましょう。そして、徐々に時間を延ばし、夏休みには1日8〜10時間の学習が可能な状態を目指します。

② 効果的な時間管理

学習時間の確保には、以下のような工夫が有効です。

  • スマートフォンの使用時間を制限する(アプリの利用時間を管理するなど)

  • 通学時間を活用し、英単語や歴史の用語を暗記する

  • 勉強のルーティンを確立し、毎日決まった時間に学習する

特にスマートフォンの管理は、受験生にとって大きな課題となることが多いです。SNSや動画サイトを長時間利用してしまうと、気づかぬうちに貴重な学習時間を失ってしまいます。自制心を持ち、適切な時間管理を行うことが求められます。


受験勉強の基礎固めを優先する

受験において、基礎が不十分なまま応用問題に取り組んでも、思うような成果は得られません。特に4月から6月の間は、基礎力の強化を徹底することが求められます。

① 各科目の基礎固めのポイント

  • 英語:単語・熟語・文法の習得を優先し、読解力の土台を固める

  • 数学:教科書レベルの問題を確実に解けるようにする

  • 理科・社会:基本的な知識を整理し、体系的に理解する

基礎が定着していない状態で難問に取り組むと、学習が非効率になり、理解が不十分なまま時間を浪費してしまう可能性があります。そのため、まずは基礎を確実に固めることを最優先にしましょう。


苦手科目の克服は早めに着手

苦手科目の克服は、受験直前になってからでは間に合いません。特に、4月〜6月の時期は、苦手科目に重点的に取り組む貴重な時間です。

① 苦手分野の特定と克服法

模試の結果や過去のテストを分析し、自分が特に苦手としている分野を特定しましょう。その上で、以下のような方法を試すと効果的です。

  • 数学が苦手な場合 → 例題を繰り返し解き、基礎概念を徹底理解

  • 英語が苦手な場合 → 単語帳や文法問題集を活用し、毎日少しずつ学習

また、苦手科目を克服するには「学習量」を確保することも重要です。理解できないからといって避けるのではなく、積極的に取り組むことで、徐々に克服できるようになります。


過去問の活用は段階的に

過去問演習は、受験勉強の後半に行うものというイメージがあるかもしれません。しかし、実際には4月の時点で「目を通す」だけでも大きな意味があります。

① 過去問の活用法

  • 4月〜6月:問題の傾向や出題形式を把握する(解く必要はない)

  • 7月〜9月:基礎学力が固まった段階で、部分的に演習を行う

  • 10月以降:本格的な過去問演習に取り組む

早い段階で過去問を確認することで、受験に必要な学力の方向性を明確にし、効率的な学習計画を立てることが可能になります。


まとめ:計画的な学習が受験成功の鍵

受験を成功させるためには、以下のポイントを意識して学習を進めることが重要です。

1年間のスケジュールを把握し、計画的に学習を進める
学習時間を無理のない範囲で徐々に増やす
基礎固めを最優先とし、応用問題に移るのはその後
苦手科目の克服は4月〜6月のうちに進める
過去問には早めに目を通し、出題傾向を把握する

受験は長期戦ですが、計画的に進めることで、着実に合格へと近づくことができます。今日からでも学習計画を立て、第一歩を踏み出しましょう。


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