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【高3の春を制する者が受験を制す!】4月からの受験勉強が未来を変える理由

【高3の春を制する者が受験を制す!】4月からの受験勉強が未来を変える理由


高校3年生にとって、4月はまさに「始まりの月」。新しいクラス、新しい先生、進路を見据えた日々が始まり、心機一転の気持ちになる人も多いのではないでしょうか。しかし、多くの受験生が「まだ時間はある」と感じ、行動に移すのが遅れてしまうのも事実です。

実はこの4月こそ、受験で一歩リードするための絶好のタイミング。ライバルが本格的に動き出す前に、いち早く受験モードに切り替えることが合否を左右するといっても過言ではありません。

この記事では、高3の春に何をすべきか、どのように過ごすべきかを、段階的に解説していきます。まだ間に合います。今日から動き出しましょう!


■「春から本気」でライバルに差をつけろ

毎年、受験が近づくにつれて多くの学生が焦り始め、夏休みあたりからようやくエンジンがかかります。しかし、4月という早い段階で受験勉強をスタートさせている人は実は少数派。そのため、今から努力を重ねることで、他の受験生よりも確実に一歩先を行けるのです。

現役生は学校行事や部活で忙しい時期でもあるため、「周りもまだ勉強一本じゃないし自分もまだ本気を出さなくて大丈夫だ」と思いがち。ですが、受験とは全国の同級生約50万人との勝負。早く始めた人が、最後には強くなる。これを忘れてはいけません。


■いきなり10時間勉強は無理。だからこそ「春の準備期間」が重要

「1日10時間以上勉強している人が合格している」という話を聞いたことはあると思います。実際、難関大学に合格するためには、それほどの勉強量が必要になることも珍しくありません。

ただし、それはあくまで“夏以降の話”。4月の時点でいきなり長時間勉強できる人は、ほんの一握りです。いきなり走り出すのではなく、まずはウォーミングアップから。1日2~3時間でもいいので、少しずつ机に向かう時間を延ばし、勉強の「体力」を養っていきましょう。


■生活リズムの見直しが第一歩

入試本番の試験は朝から始まります。昼夜逆転の生活では、せっかくの実力も発揮できません。まずは朝型生活にシフトすることからスタートしましょう。

  • 早寝早起きを習慣化する

  • 起床後30分以内に軽い勉強を始める

  • 朝食を抜かず、体調を整える

これらはすべて、脳をフル回転させるための下地作りです。生活リズムが整えば、自然と集中力も持続するようになります。


■「毎日少しずつ」が合格の鍵

受験勉強とは、1日で一気に進めるものではなく、毎日の積み重ねが大切です。特に春は、部活動や行事も多く、なかなか時間が取れないかもしれません。でも、工夫次第で勉強時間は増やせます。

  • 登校前に英単語10個

  • 電車の中で英語のリスニング

  • 昼休みに数学の小問を1つ

このように、すき間時間を意識的に使うだけでも、1日30分〜1時間の勉強時間を捻出できます。コツコツ続けることで、「勉強が習慣化」されていきます。


■春から始める年間スケジュール管理

4月は「受験勉強の設計図」を描くには最適な時期です。志望校の入試日から逆算して、どの時期に何を終わらせておくべきかを明確にしましょう。

【年間のおおまかな流れ】

  • 4月~7月:基礎固め

  • 8月:長時間学習の強化・応用

  • 9月~11月:演習と過去問

  • 12月:共通試験対策

  • 1月以降:私大・二次試験対策

とはいえ、予定通り進むとは限りません。体調不良や精神的な波もあるでしょう。だからこそ、「余白をもった計画」が重要です。最初から100%で進めるのではなく、80%を目指して調整できる余裕を持ちましょう。


■浪人生にありがちな落とし穴と対策

浪人している人にとっても、4月は「再スタート」の大切な月です。しかし、浪人生が失敗してしまう原因として以下の2つが多く見られます。

  1. スタートが遅れること  → 1年あるという気持ちが油断に変わり、気づけば周囲に追い越されている。

  2. 自己分析が甘いこと  → なぜ落ちたのかを考えずに、ただ漫然と勉強を続けてしまう。

対策としては、早起き・習慣化・細かい目標設定を意識すること。たとえば、毎朝9時には必ず机に向かい、1日の目標(例:英単語200個、数学問題集1章)を具体的に設定することがモチベーション維持に繋がります。

しかしそもそもこういう細かいところが苦手だから浪人してしまったという現実もあります。なにもかも自分でやろうとせず上手に塾や予備校に通ってスケジュール管理を他人に任せるのも一つの方法です。


■春こそ“遠回り”ができる時期

新学期が始まったばかりの4月は、焦って難しい問題に飛びつく必要はありません。むしろ、丁寧に基礎を積み上げることに集中すべきです。

英語であれば、ただ長文を解くのではなく、

  • 単語や熟語を確認

  • 文法や構文の理解を深める

  • 解釈が曖昧な部分は辞書で徹底的に調べる

この「遠回り」に思えるような作業が、夏以降の伸びしろを大きく広げてくれます。


■受験の成功は、4月からの積み重ねにかかっている

受験の“天王山”といわれる夏に向けて、今から準備を始めることが最大の戦略です。

夏休みに毎日10時間以上の勉強をするためには、春からの助走が欠かせません。いきなり本気になるのではなく、本気になるための「習慣」を作る。それが、4月にやるべき最大のことなのです。


■最後に:今日がいちばん早い日

「まだ間に合うかな?」と不安になる必要はありません。どんなに遅く感じても、今日から始めれば、それが一番早いスタートです。

焦らず、無理せず、でも確実に前へ。

4月からの一歩が、あなたの未来を変えていきます。さあ、今日から“本気”を始めましょう。


受験はマラソン。春にしっかり靴紐を結び、夏に本気で走り、秋にゴールを目指す。
今の一歩が、あなたを志望校合格へと近づけてくれるはずです。


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