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模試の結果が悪いと知ったとき親は対応の正解は?

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子供の模試の結果が悪いと知ったとき親はどうすべきか

模試の結果が悪かった時、親としてどのように対応すべきか悩むことは多いでしょう。しかし、焦って結果に口出しをしても、効果がないばかりか、子供にさらなるプレッシャーを与えてしまうことが多いです。そこで、今回は模試の結果をどのように受け止め、どう子供に接すればよいのかについて考えてみたいと思います。

1. 冷静に模試の手応えを確認する

模試の結果に一喜一憂せず、まずは冷静に子供に模試の手応えや振り返りを尋ねてみましょう。子供が自分で問題点やミスを言語化することで、どの部分が苦手なのか、どのような間違いをしてしまったのかを自覚することができます。これにより、次回の模試に向けて具体的な対策を立てやすくなります。

2. 子供の気持ちに寄り添う

模試の結果が悪くて一番落ち込んでいるのは子供自身です。保護者としては、子供の気持ちに寄り添い、優しく接することが大切です。まずは話を聞き、どのような気持ちでいるのかを理解し、共感の言葉をかけてあげましょう。また、自分自身の経験や失敗談を話すことで、子供を元気づけることも有効です。自分の意見を言っても子供には響きません。話を聞いてあげることがよいでしょう。

3. 学習計画や見直しのサポートをする

模試の結果を受けて、学習計画や見直しのサポートを行うことも重要です。子供と一緒に模試の結果を分析し、苦手な科目や解答ミスの傾向を特定しましょう。これにより、具体的な対策を立てることができます。

模試の結果が悪い原因とその対策

模試の結果が悪い原因として、以下の4つが考えられます。それぞれの原因に対して具体的な対策を講じることが必要です。

原因1. 定期テストの成績が悪い

定期テストの成績が悪い場合、基礎的な力が身についていないことが多いです。したがって、総合問題である模試も解けません。この場合、学習計画の見直しや勉強方法の改善が必要です。また、授業の受け方にも問題があるかもしれません。

対策

  • 勉強量と学習時間の増加
  • 理解のつまずきを放置しない
  • 授業中の集中力を高める

原因2. 解答時間が足りない

ひとつの問題に時間をかけすぎると、全ての問題に取り組めず、得点が低くなります。解答時間を意識して、スピーディーかつ正確に解答することが求められます。

対策

  • 日頃から時間を意識した問題演習を行う
  • ストップウォッチやタイマーを使って解答時間を計る

原因3. 学校のレベルが追いついていない

学校の授業のレベルが模試と合っていない場合、得点が下がることがあります。この場合、塾を活用するのが有効です。

対策

  • 塾を利用して補完的な学習を行う
  • 高いレベルの問題に取り組む

原因4. 志望校がレベルに合っていない

志望校のレベルが自分の実力と合っていない場合、模試の判定が悪く出てしまいます。

対策

  • 志望校の再設定
  • 客観的な分析と最新の情報を得る

親のNG言動と正しい対応方法

模試の結果が悪かった時に親がしてはいけない言動についても注意が必要です。

NG言動1. 結果だけを評価する

結果だけで評価すると、子供は過程の大切さを学べません。まずは子供の努力を認めてあげましょう。
結果だけ見て子供に怒鳴り散らしたり塾や学校にクレームを入れる親御さんは意外と多いそうです。明らかにさぼっている場合は喝を入れる必要もあるかもしれませんがそうでない場合は過程を褒めてあげてください。むしろ過程を見てやれるのは親だけです。外ではさんざん結果だけで判断されてきます。よく頑張ったら結果云々ではなく頑張ったことを評価してください。

NG言動2. 自分の受験経験を押しつける

親の経験が必ずしも子供に適しているとは限りません。今の受験は昔とは異なるため、子供の現状に合わせた対応が求められます。

正しい対応

  • 子供の努力を認め、過程を評価する
  • 今の受験状況を理解し、適切なアドバイスを行う

まとめ

模試の結果が悪いと知ったとき、親として大切なのは冷静に対応し、子供の気持ちに寄り添うことです。模試の結果に一喜一憂せず、分析と対策をしっかり行い、次回に向けて一緒に頑張る姿勢を見せましょう。結果だけでなく、過程を大切にし、子供の努力を認めることが、次の成功への一歩となります。

 

大学受験を乗り切る勉強のコツとは?

自分に合った勉強ペースを見つける

持続的な勉強を続けるためには、自分に合った勉強時間や環境を見つけることが重要です。最適な勉強時間は人それぞれ異なりますので、試行錯誤を通じて自分に合ったペースを見つけましょう。他人の勉強時間に惑わされる必要はありません。最初は短い時間から始め、徐々に延ばしていくのが良い方法です。

休憩も勉強の質を上げるための重要な要素です。時には音楽(BGM)を聴いたり、軽く体を動かしたりするなど、自分に合ったリフレッシュ方法を見つけておくと良いでしょう。しかしスマホによるSNSや長時間の動画視聴には注意が必要です。休憩は勉強の一環と考え、効果的な休憩の取り方を模索しましょう。

参考書・問題集の選び方と取り組み方

大学受験用の参考書や問題集は数多くありますが、全てに取り組む必要はありません。というより取り組んではいけません。たくさんの問題集に手を出すと、効率が悪くなることもあります。まず、自分の現状と志望校のレベルを把握し、それに応じた問題集を選ぶことが重要です。

難関校を目指す場合でも、基礎が不安定であれば基礎を固める問題集から始めましょう。基礎が固まったら標準~応用レベルの問題集に進み、最終的に過去問に取り組むと無駄がありません。自分のレベルに合った問題集を順番に取り組むことが合格への近道です。

問題集は1周するだけでなく、何周かすることを前提に取り組むことが重要です。問題を繰り返し解くことで、知識が定着しやすくなります。問題集の選び方も、見やすいレイアウトや解説の分かりやすさを基準にすると良いでしょう。

受験勉強の持久力と集中力の重要性

受験勉強において、長時間勉強することが有利になるかもしれません。しかし、現実的にはその集中力を1年、2年と持続させることは非常に難しいです。例えば、1日12時間勉強するとしても、1日目は頑張れても、2日目、3日目とそのペースを保ち続けることは容易ではありません。

最初から12時間の勉強を目指しても、途中で疲れてしまい、結局得られるものが少なくなる可能性があります。受験勉強は長期戦です。短期間で全力を出し切ってしまうと、マラソンのように後半で失速してしまうこともあります。

模試の重要性と復習方法

受験生にとって模試は重要なイベントですが、模試の結果に一喜一憂する必要はありません。模試はあくまでペースメーカーとして捉え、最終目標である志望校合格に向けて勉強を続けることが重要です。模試の結果は途中経過の指標に過ぎず、入試の結果とは必ずしも一致しません。

模試の復習は欠かさず行いましょう。模試でのミスを次に生かすために、復習を通じて自分の弱点を克服することが重要です。

勉強場所と休憩の取り方

勉強場所についても工夫が必要です。カフェやファミレスなどの騒がしい場所では集中しづらいため、学校の自習室や図書館、自宅の専用スペースなど、集中できる環境を選びましょう。勉強と休憩の場所を分けることで、オンとオフの切り替えがスムーズになります。

友人と一緒に勉強することも、モチベーションを保つためには有効です。友人と切磋琢磨しながら勉強することで、お互いに良い刺激を与え合い、効率的に勉強を進めることができます。

インプットとアウトプットのバランス

大学受験に向けては、知識を覚えるだけでなく、それを実際に使うアウトプットも重要です。問題を解くことは、覚えた知識を実践に移すプロセスです。インプットだけでは不十分であり、アウトプットを通じて知識を定着させることが必要です。

定期的な復習も忘れずに行いましょう。一度覚えたことは時間と共に忘れてしまいますが、定期的な復習を通じて記憶を強化することができます。

計画的な勉強

受験勉強は計画的に進めることが重要です。長期的な目標と短期的な目標をバランスよく設定し、それに向けて取り組むことが効率的です。計画に縛られすぎず、柔軟に対応しながら勉強を進めることが大切です。

このように、自分に合ったペースや方法で持続的に勉強を続けることが、志望校合格への鍵となります。長い受験勉強の期間を乗り切るために、計画的かつ効率的な勉強方法を見つけていきましょう。

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模試をどう活用するか?効果的な自己分析の方法と勉強計画

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模試の結果を活用する方法

模試の結果が返却されると、皆さんまずどこを見るでしょうか?志望校の合格判定を見て一喜一憂する人、偏差値を見て気持ちが浮き沈みする人、順位を見て自信を持ったり落ち込んだりする人など、様々です。しかし、模試を有効活用するためには、自己分析が最も重要です。今回は、模試の結果をどう活用すべきか、そのポイントを詳しく解説します。

模試の受け方と頻度は?

どれくらいの頻度でどこの模試を受ければいいかわからない受験生も多いでしょう。結論を言うと模試の頻度はおおよそ月に1回程度がおすすめです。勉強の成果が出るには早くてもおおよそ1か月はかかるため、この頻度が適切です。模試は自己分析のツールであり、自分の学力が伸びている方向に成長しているかを見極めるために、定期的に受けることが重要です。

受験間隔が狭すぎると、成果が出ているかどうかの判断ができず、逆に受験間隔が広すぎると、勉強の方向性が間違っていた場合に修正が遅れるため、効率的な勉強ができなくなります。

模試を受ける意味

模試は本番の試験を想定した練習です。したがって、模試を受けた後に重要なのは、自分には何が必要かを知るための材料として活用することです。例えば、模試で英作文が全くできていなかったとしても、自分が受験する大学に英作文が出題されないのであれば、大きな問題ではありません。逆に、偏差値が高くても、志望校で出題される文法問題ができていなければ、早急に対策が必要です。

試験慣れと時間配分の練習

模試を受けることで試験慣れもできます。例えば、試験の際の時間配分や、計算用紙の使い方、問題を解く順番、マーク式でのマークの仕方など、普段の勉強ではなかなか触れることができないことを模試で磨くことができます。とくに緊張感というものはいくら自分で自習しても得られるものではありません。いきなり試験会場にいって緊張してしまうことのないよう場慣れすべきなのです。

模試を受けない理由:言い訳

模試を受ければ1日つぶれるから模試を受けるより勉強を頑張りたいという理由で模試を避ける受験生もいます。しかし普段の勉強ではできないことや自習では分からないことが模試では分かるため、模試を全く受けないというのは賛成できません。時々いい成績が取る自信がない、結果が悪いと親や先生に怒られるという受験生もいますが、模試の成績は入試の合否には全く関係ありません。そのため結果を見るのが怖いという気持ちがあっても模試を受けて合格点をとるための対策をすることが重要です。仮にその時点でいい結果でなくてもいいのです。本質を見失わない用にしましょう。

模試の結果を基にした学習計画

マーク模試や特定の受験者を対象とした模試では志望校の合格ラインから時期を逆算して各科目ごとに目標を決めましょう。さらに細かく大問ごとの目標点も決めておくとよいです。

時間配分

どれくらい時間をかけて解くかもシミュレーションしておきましょう。特に共通テスト模試は問題量が多いため、時間配分をしっかりと練習しておくことが重要です。全科目5~10分程度は残るように組み立て、見直しの時間を確保しましょう。

目標の点数・時間が決まったら練習を重ねましょう。特に時間設定は実際に解いてみてかかった時間と正答率から、「どこに時間をかけて点数をとるか」をしっかりと組み立てることが重要です。

模試後の自己分析と復習

模試後は「自己分析」と「復習」が重要です。自己採点を行い、共通テスト本番の自己採点と結果にズレがないかを確認しましょう。自己分析では、目標を達成するために何をすべきかをじっくり考察し、復習ではできなかった問題を確認し、解答に至るプロセスを確認、知識をしっかりと入れ直しましょう。

本番の雰囲気を体験

模試は本番の試験と同じような形式で行われるため、模試を受けることで本番の雰囲気を体験することができます。これにより、本番の試験に対する不安を軽減することが可能です。また、模試を受けることで時間配分の練習もできます。

本番の雰囲気を体験して自信をつけられる

模試は、本番の雰囲気を体験できる絶好の機会です。雑音の中での試験や時間配分の練習を通じて、本番のプレッシャーを軽減できます。さらに、模試で良い成績を取ることで自信をつけることができ、モチベーションも高まります。

学習計画を見直す大チャンス

模試の結果から学習のアドバイスを受け、自分の弱点を克服するための学習計画を立てましょう。どの分野をどのくらいの時間をかけて勉強するかを具体的に決め、効率的な学習を進めていきます。

模試は単なる試験ではなく、自己分析のための貴重なツールです。模試の結果を正しく活用し、合格に向けた効果的な勉強計画を立てることで、志望校合格に近づくことができるでしょう。


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大学受験生は定期テストを捨てる?メリットとデメリットについて解説

定期テストを捨てるメリットとデメリット

定期テストを捨てるメリット

1. 大学受験の勉強時間を確保できる

大学受験に向けた勉強時間を確保するためには、定期テストを捨てることも有効です。定期テストを捨てる最も大きなメリットは、大学受験の勉強時間を確保できることです。高校生活は時間が限られており、志望校合格を目指すためには時間を効率的に使う必要があります。定期テストを捨てることで、その空いた時間をそのまま大学受験の勉強に充てることができます。

2. 目標達成に寄り道せず進める。

定期テストを捨てることで、大学受験の目標に集中することができます。受験に関係のない科目に時間を割くことに不安を感じることなく、大学受験に必要な科目に専念できます。ただこれは捨てたから明確になるというものではありません。目標が明確ならば捨てる判断もアリということととらえてください。

3. 受験に必要なことを再確認できる

定期テストを捨てる決断は、自分が受験する大学の科目や出題範囲を把握したうえで行うべきです。これにより、どの範囲を捨ててよいかを判断し、受験に必要な勉強を再確認することができます。とくに悩ましいのが私立受験生の使わない科目です。例えば受験で数Ⅲを使わない場合どれくらい対策するか悩みますよね。しかし浪人した場合は目標を上げて数Ⅲが必要な大学も受けることになるかもしれません。物事をよく考えて冷静に捉えるいいきっかけになるでしょう。

定期テストを捨てるデメリット

1. 高校の成績が下がる

定期テストを捨てることで高校の成績が下がる可能性があります。学校の成績が良いことが推薦入試などに影響を与える場合があるため、これを無視することはリスクがあります。特に高1、高2の推薦を取るかどうか決まっていない人たちはしっかり取り組むべきです。高3で一般で確実に必要ない科目が出てきたときに悩めばいいでしょう。

2. 定期テスト対策も受験に役立つ

定期テスト対策をしっかり行うことは、結果的に受験勉強にも役立つ場合があります。基礎的な知識や技能を確認し、苦手分野を把握することができるため、定期テストを捨てることは必ずしも最善の選択ではないかもしれません。

受験勉強と定期テスト対策を両立するコツ

1. 範囲が重なる分野を集中的に勉強する

英語の単語や文法など、定期テストでも入試でも必要な分野を集中的に勉強することで、定期テスト対策が受験対策にもなります。

2. 自分の苦手分野を把握する

定期テストで解けなかった問題を見直し、自分の苦手分野を集中的に学習することが重要です。これにより、入試に向けて効率的に勉強を進めることができます。

捨てるべき勉強の例

英語の長文

教科書の内容を丸暗記する方法は大学受験には直結しないため、意味や構造を理解せずに行う勉強は捨てるべきです。
一方で英単語や文法の暗記などは定期テストでも入試でも必要です。そのため、定期テストが近づいた時期には、範囲が重なる分野を集中的に勉強することで受験対策も兼ねられます。

国語の古文と漢文

暗記だけではなく、文法や文構造を理解することが重要です。過去問や参考書を利用し、多くの文章に触れることが効果的です。
受験対策をしていれば定期テストもある程度は解けるはずなので、両立しやすい教科であるといえます。
 

その他の科目

数学や理科・社会などは、受験問題でも出される基礎的な内容が定期テストで出される傾向にあります。仮に定期テストで解けなかった問題があった場合は、それが自分に足りていない部分だと考えて、集中的に学習しましょう。

まとめ

定期テストを捨てるかどうかの判断は、メリットとデメリットをしっかりと理解した上で行うことが重要です。大学受験に向けて効率的に勉強時間を確保するためには、定期テストを捨てる選択も一つの方法です。しかし、定期テスト対策を怠ると、高校の成績が下がるリスクもあります。受験勉強と定期テスト対策を上手に両立させることで、より効率的に目標に近づくことができるでしょう。
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大学のオープンキャンパスには行くべき?

早期のオープンキャンパス参加をおすすめ

オープンキャンパスは、大学の雰囲気を直接感じる絶好の機会です。模擬授業や先輩学生との懇談会、キャンパス紹介ツアーなど、多様なプログラムに参加することで、将来学びたい学問や自分に合った大学を見つけるチャンスが広がります。特に1年生のうちからオープンキャンパスに参加することで、大学についての理解が深まり、志望校選びに役立つ貴重な経験となります。

受験まで時間があるからこそ、様々な選択肢を検討する余裕があります。受験はまだ先と考えず、積極的に早いうちから参加してみましょう。

オープンキャンパスはカリキュラム確認の場ではない

多くの高校生は、オープンキャンパスで大学のカリキュラムに興味を示しますが、実際の目的はそれだけではありません。本来のオープンキャンパスは、キャンパス周辺の住みやすさや学食の味を確認する機会であり、進学後のキャリアに希望を持てるかどうかを確かめる場です。カリキュラムについての質問よりも、卒業後の進路や将来の具体的な仕事の内容について話を聞くことが重要です。

目標を明確にするチャンス

人が向上心を持つためには、刺激が必要です。勉強が上達するためには、自分より優秀な人を手本にすることが大切ですし、スポーツでも同様です。時々オープンキャンパスに参加して、自分の普段の生活から一歩踏み出し、頑張るための活力や目標を見つけましょう。

学食でのランチ

オープンキャンパスでは、大学の学食で食事をすることも楽しみの一つです。学食のメニューや価格帯、雰囲気を確認することができます。4年間通う大学なので、しっかりチェックしておくことをお勧めします。

学校見学ツアー

学校見学ツアーは、大学の校舎や施設を見て回る見学会です。大学の雰囲気や教室、食堂、トイレが清掃されているかを確認でき、学生たちの生活を垣間見ることができます。パンフレットやホームページでは知ることができない生の情報を、学生の案内役から得ることができるかもしれません。

学校説明会

学校説明会では、大学の教育理念や各学科・学部のカリキュラム、取得できる資格や留学制度について詳しく説明してもらえます。先生や在校生の話を聞くことで、パンフレットやウェブサイトでは得られない情報を知ることができます。

入学後のミスマッチを防ぐ

大学のウェブサイトやパンフレット、口コミだけで進学先を決めると、入学後に後悔することもあります。オープンキャンパスに参加して、先生や学生の雰囲気、施設の状況を確認することで、ミスマッチを防ぐことができます。模擬授業を受けたり、在校生と話したりすることで、インターネットでは得られない情報を得ることができます。

勉強のモチベーションが上がる

オープンキャンパスに参加することで、将来の大学生活をリアルにイメージでき、「この大学に進学したい!」というモチベーションが上がります。キャンパスライフを楽しむ先輩や大学の施設を見ることで、明確な目標ができ、受験勉強にも一層身が入るでしょう。

直接質問できる機会

大学によっては、在学生による「キャンパスツアー」や「相談コーナー」を設けています。気になることを直接学生に聞ける機会です。事前に「聞きたいことリスト」を作成し、聞き逃しがないようにしましょう。

面接試験で活かせる

総合型選抜や学校推薦型選抜などの面接試験で、オープンキャンパスに参加したことが活かせることもメリットです。「どうしてこの学部を志望したのですか?」と聞かれて「授業カリキュラムに惹かれたからです」と答えるだけでは独自性がなく、面接官の印象に残りにくいかもしれません。しかし、「オープンキャンパスで模擬授業に参加し、◯◯についてより詳しく勉強したいと思ったからです」などと具体的に回答できると意欲が伝わり、説得力が高まるでしょう。面接試験では、オープンキャンパスに参加したときに感じた率直な感想や意見を盛り込むと、より意欲をアピールしやすくなります。

グッズや過去問がもらえることも

オープンキャンパスに参加すると、大学オリジナルグッズや学食無料券、過去問などをもらえることがあります。これらは、進学を具体的に考えるうえで役立つでしょう。

まとめ

オープンキャンパスは、大学選びにおいて非常に重要なステップです。早いうちから積極的に参加し、キャンパスの雰囲気や進学後の生活を具体的にイメージすることで、後悔のない進学先を選びましょう。オープンキャンパスを活用して、将来の可能性を広げましょう。


受験に適した学習環境の整え方

受験勉強を効果的に進めるためには、適した環境を整えることが重要です。ここでは、部屋の整備、場所選び、環境音、そして自分に合った学習環境の見つけ方について詳しく解説します。

1.部屋を綺麗に整理整頓する

まずは勉強する部屋について考えてみましょう。清潔で静かな部屋が理想です。散らかった環境では集中力を保つのが難しく、学習効果も低下します。以下のポイントに注意して部屋を整備しましょう。

  • 清潔さと整頓: 毎日、少なくとも週に一度は部屋を掃除し、机の上や棚の整理整頓を心がけましょう。視覚的なノイズを減らすことで、集中力が高まります。

  • 温度と湿度の調整: 人間の脳は適度な温度と湿度で最高のパフォーマンスを発揮します。室温は18~22度、湿度は40~60%を目安に保ちましょう。エアコンや加湿器を活用して快適な環境を作りましょう。

  • 音楽の利用: クラシック音楽は集中力を高める効果があると言われています。リラックスできる音楽をバックグラウンドで流すことで、より良い学習環境を作ることができます。

2.自分にあった場所を見つける

勉強する場所も重要です。完全な静寂は必ずしも必要ではなく、多少の背景音がある方がリラックスして集中できる場合もあります。
掃除や整理整頓が苦手だという人はわざわざ頑張って部屋掃除をする必要はありません。そんなことをしなくても勉強に向く場所を見つけられればいいのです。わざわざ苦手なことをやるのはやめましょう。
 勉強しやすい場所の例

  • 静かな場所の選択: 図書館やカフェなど、他の人も静かに作業している場所は、自分も集中しやすくなります。ただし、自分に合った音のレベルを見つけることが大切です。

  • 自分自身を理解する: どのような環境で最も効果的に学習できるかは人それぞれです。自分が最高のパフォーマンスを発揮できる環境を見つけることが重要です。試行錯誤を繰り返し、自分に合った環境を見つけましょう。

3.良い環境を見つける方法

適した環境を見つけるための方法はいくつかあります。最も重要なのは、自分自身のニーズと環境を繋げることです。

  • レイアウトの工夫: 勉強部屋のレイアウトを見直しましょう。窓際に机を配置することで解放感が生まれ、集中力の向上が期待できます。また、自然光を取り入れることで気分もリフレッシュします。

  • 照明の選択: 明るさのある昼光色の照明を使用すると、集中力が持続しやすくなります。電球色はくつろぎの空間に適していますが、勉強部屋には昼光色の照明を選びましょう。

  • 環境音・BGMの活用: 自然音やクラシック音楽を背景に流すことで、リラックス効果が得られます。川のせせらぎや鳥のさえずりなど、自然音は特に効果的です。今はYouTubeなどで簡単に検索できます。適当なものを探してみましょう。

4.まとめ

最適な学習環境は、清潔で整然とした部屋、適切な温度と湿度、心地よい音楽、人々の存在、そして自分自身のニーズに合わせて整えることが鍵となります。この環境を整えることで、学習の効率と成果が大きく向上します。ぜひ、自分に合った素晴らしい学習環境を作り上げ、受験勉強を成功させましょう。
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受験勉強のスタートガイド:いつから何を始めるべきか

受験勉強のスタートガイド:いつから何を始めるべきか

受験勉強のスタート時期や方法について多くの受験生や保護者が疑問を抱えています。希望の大学に合格するためには、早めに全体像をイメージし、計画的に勉強を進めることが大切です。この記事では、受験勉強の開始時期や方法について詳しく解説します。

受験勉強の開始時期

理想的な受験勉強の開始時期は、高校1・2年生の頃です。早いうちから志望大学を決め、受験を意識しながら勉強を進めましょう。高校3年生から始めるとかなり急ピッチで仕上げないといけないことになり大学受験までに全範囲の学習が間に合わず大学の出題次第で合否が決まるという運試しのような受験になってしまいます。多くの場合何とか滑り込んだ大学に妥協して通うか浪人を選択することになります。

志望大学を決める

まずは、どの大学を受験するのかを決めます。希望大学を決めたら学部や学科も決定します。これは、受験科目を把握して効率的に勉強するために重要です。同じ大学でも学部によって科目ごとの配点比率が異なるため、比率が高い科目に集中して勉強できるようになります。

志望大学が決まれば入試までの流れも確定できます。一般的に共通テストの出願は10月、実施は1月中旬ですが、私立や国立では試験開催の時期が異なります。試験日を正確に把握し、受験勉強のスケジュールを立てましょう。

学習計画を作成する

入試までの流れが確定したら、学習計画を作成します。1年間という時間を効率的に進めるためには、明確かつ無理のない計画が必要です。復習日や休養日を設定しながら、学習計画を立てましょう。

大まかな学習計画

  • 4月~8月:基礎力固め
  • 9月~11月:応用力向上
  • 12月~1月:実践力習得
  • 2月~3月:大学受験本番

学期ごとの計画が完了したら、次は1ヶ月ごと、1週間ごとに細かく落とし込んでいきます。この週に何をするかを細かく決めておくと、効率的な学習計画が立てられます。

現時点での学力を把握する

自分の学力を把握することで、学習計画を効率的に進められます。苦手な科目に割く時間を増やし、定期的な模試を活用して学習計画に反映させましょう。学習計画は柔軟に変更し、苦手科目が得意になった場合は勉強量を調整します。

受験勉強の進め方

志望大学を決めたら、「合格」というゴールから逆算してスケジュールを立てましょう。一つの基準として、高校2年生の3学期からこれまでに学んだ範囲の復習を始めるのがおすすめです。大まかなスケジュールは以下を参考にしてください。

  • 受験勉強開始~高校3年生の夏休み終了:基礎的な学力を完成させる。既習範囲の復習を3回行うのが理想。
  • 高校3年生の9月~12月:発展問題に挑戦し、実戦力を養成。
  • 高校3年生の1月~共通テスト直前:本番直前対策に移る。

共通テストの問題に挑戦する

勉強計画を立てる際に実力を把握するために、本番と同じ制限時間で共通テストの問題を解いてみましょう。優先的に取り組むべき科目がわかるだけでなく、受験生としての心構えを持つきっかけにもなります。ただし何度も繰り返す必要はありません。あくまで実力を計る目安にしましょう。

自分なりの学習スタイルを模索する

部活やアルバイトなどで忙しい高校生にとって、無理のない計画で少しずつ受験勉強を始めることが大切です。「1日30分机に向かう」など、短時間でも構いません。早めに受験勉強を始め、習慣化しましょう。週末にまとめて勉強する、スキマ時間を活用するなど、様々な方法を試して自分に合った学習スタイルを見つけましょう。

受験生にありがちなNG勉強法

全教科で同じ得点を目標にする

受験生がやりがちな失敗の一つが「全教科同じ得点を目標にする」ことです。集中力を保ち続けることが難しいため、無理に長時間勉強するのではなく、自分に合った勉強時間や環境を見つけ、持続可能な計画を立てましょう。

いろんな参考書・問題集に取り組む

たくさんの問題集や参考書に手を出すのは逆効果です。現時点の学力と志望校のレベルを把握し、自分に合った問題集を選び、繰り返し解くことが重要です。特に基礎を固めることを意識し、無理して難しい問題集にチャレンジしないようにしましょう。

休憩は好きなようにとっていい?

休憩も勉強の効率を上げるために重要です。短時間でリフレッシュできる方法を見つけ、休憩の間隔や内容を工夫しましょう。SNSや動画視聴には注意し、時間を管理することが大切です。

まとめ

受験勉強を成功させるためには、早めに計画を立て、効率的に勉強を進めることが重要です。自分の学力を把握し、無理のない計画で受験勉強を始めましょう。また、効率的な勉強方法を心掛け、NG勉強法を避けることも大切です。受験勉強のスタートガイドを参考に、志望大学合格を目指して頑張ってください。

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